8番出口パロディとBlenderビューポート表示がおかしい時に見るところ(Depth Buffer Glitches)

Blender記事

8番出口から脱出しないと…

いつものおっちゃんじゃ…ない!?なんだこのおっちゃん!?

…ということでパロディ的なシーンですがBlenderで通路の一部を作ってみました。

実物と比べると汚しが足りないですが、簡単に「来てみました!」してみたい方はお試しください!

Blenderのバージョン以降期間のためにBlender 4.0で作っていた可能性があり、古いBlenderで開けない可能性がありました。取り急ぎいくつかのBlenderバージョンに互換性を持たせたファイルも配布しましたのでご確認をお願いします。
※コレクション階層など一部消し飛んでます、ご了承ください

ということで本題

本日の本題です。
皆さんオハスコリカ🎄黒城ナディアです。
本記事はBlender Advent Calendar 2023 8日目の記事です。

下の画像は強調しすぎたパターンですが、たまにこのようにガビガビな状態になることはありませんか?

この現象は「Depth Buffer Glitches」と呼ばれる、クリッピング範囲が適切でない場合にアーティファクトと呼ばれるガビガビが起こる現象です。Blenderに限らず様々なグラフィックスアプリケーションで発生する現象です。

3D Viewport — Blender Manual

例えば今回の場合はビューポート表示の[Clip Start]の値を上げると改善することがあります。

また、カメラのデータプロパティにも同じ項目があり、こちらはレンダリング結果に影響します。
一方、これらの値はビューポートはデフォルト値が異なるため、ビューポートで発生したDepth Buffer Glitchesがレンダリング結果では起こらないことがある、という異変が起こるというわけでした。

参考

Where can the viewport clipping parameters be changed?
Zooming in to inspect texture details in 3D view clips some closer faces like shown in the image. It's not the camera view so changing camera settings doesn't h...

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